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北京のネコ |
北京生まれの猫タマと申します。 実は女の子です。すでに7歳になりました。 タマは普通の雑種なのですが、なぜか高貴な雰囲気に育ちました。 よくペルシャかと聞かれます。 もともと中国の猫は短毛だそうですが、 外来の猫が野生化して増えたらしく、野良猫の中にも毛の長いのがたくさんいます。 「シャンプーしたら豪華だろうなぁ」と思うような猫に時々出会いますよ。 ピロコームの呼び名は中国では簡体字で:(カイガラ梳) 台湾と香港は繁体字で:貝殼梳 持ち手から来ているようです。 |
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この仔達はみんな里親探しや動物病院で譲り受けた仔ばかりなので、他人(猫?)なのですが、特にけんかもせず、仲良く過ごしています。 ◇一番若いちびちょ(黒の長毛タビー♀2才) ◇豆太(白グレー短毛♂4才) ◇一番年上のタヌ(茶の長毛メインクーン風♀13才 ←この仔の毛玉がひどいのです。) | |
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◇一番年上のタヌは、原因不明の眼病や、良性でしたが肉芽種をお腹に作ったりして何度もオペを経験しています。 今は体力も元に戻り、目方も一時よりはだいぶ増えましたが、その頃の甘やかしが抜けないのか、ずいぶんわがままになってしまって・・。 体調不良で一年以上もシャンプーができませんでした。 毛玉がひどくフェルト状のが幾つもできています。 普段からブラッシングが嫌いでしたが、毛玉が目立つようになってからはクシを持ち出すだけで逃げ回り、しまいには怒り出す始末です。 毛玉の特にひどい箇所を、はさみで切り込みを入れながら何とか梳いたのですが、仕上りはやはり虎刈りのようになってしまってかわいそうなことをしてしまいました。 |
◇一番若いちびちょ(黒の長毛タビー♀2才)が3匹の中で一番のハンターで、毎日のように虫やらトカゲ、時には鳥なども捕ってきてしまい、困ることが多いですね。 一番扱いに困ったのが、モグラ。 しばらくして衰弱死してしまいましたが、モグラも鳴くんだなぁと初めて知りました。 この長毛猫ちびちょがピロコームをいたく気に入ったらしく、おかげさまで抜け毛は取り放題、つやつやです。 |
◇豆太(白グレー短毛♂4才)は目の色(ブルー)や被毛の色合いに、シャム猫が混じっていますが、スリムなはずのシャムにあるまじき体型に育ってしまいました・・・。 獣医さんにも駄目押しされ、ただいまダイエット中なのです。 シャム猫はおしゃべり好きな性格だそうで、うちの豆太もよくしゃべっています。 何を言っているのかよく分かりませんが、散歩から帰ってから熱心に話しているので、散歩中での出来事を報告してるのかなぁと思って聞いてます(笑) (縄張りの状況報告ですねぇ) |
Egypt ギザのネコ |
猫はエジプトで飼い始められたようです。 穀類を守る猫は神格化され死ぬとミイラにされました。 はじめは門外不出とされたようですが、船に積まれた穀類を守るために交易船とともに世界各地に広がっていきました。 エジプトに今居る猫たちは、日本猫にそっくりですね。 日本猫も日本犬も選別をほとんどやらずに飼い継がれてきたからでしょう。 |
長い被毛が鬱陶しい。 ピロコームE3(ながめ)がとても気持ちよいのです。 ピロコームE3を使う動画です。 アメリカン・カール 1分20秒 アメリカン・カールは毛が長くピロコームE3が良い調子です。 あれまあ、首に毛玉を持っています。 でも平気ですか。 |
ピロコームE3(ながめ)はヒマラヤンにも。 ピロコームE3は長毛種の手入れをターゲットとしています。 カーブが緩やかなので取れた抜け毛が散りやすい欠点があります。 ピロコームE3をヒマラヤンに使う動画です。 ヒマラヤン 1分40秒 | |
イスに座るとぴったりの大きなメイン・クーンです。 ピロコームE3(ながめ)が無いと初心者には難しい手入れです。 嫌いにさせては、たいへんです。 ピロコームE3をメイン・クーンに使う動画です。 メインクーン 1分49秒 メインクーンは大きくて、毛玉持ち。ちょっとたいへん。 ピロコームE3が手に入ったのでこれからはうつくしくしてあげますよ。 またまた大きなラグドールの動画です。 ラグドール 1分39秒 ラグドールは重くて柔らかくて存在感の大きなぬいぐるみ。 長めの毛はピロコームE3でマナイタのコイ。 |
Egypt Aswan のネコ |
犬は約20000年前頃に飼われ始めました。 猫は約5000年前にナイル川流域で猫XねずみX穀物の関係で人の傍に住み着いたと言われています。 エジプトの神殿のレリーフに彫られたネコのイメージと違い、日本ネコを少し足を長くしたイメージのするネコがカイロから南のアブシンベルまで居ます。 東南アジアと違い昼に活動していて人からエサをもらっているようです。 |
その後、文化が発展し猫XねずみX仏書と言う崇高な役割を担うようになりました。 インドより仏教の伝来と共にシルクロードを経て中国に持ち込まれます。 中国に持ち込まれた猫はやがて、仏典と船に乗り、日本へやってきました。 当時の猫は中国から来たので「唐猫」と呼ばれたようです。 「猫は自然の作った傑作である」といった美意識・愛玩意識ではなく、 このように、船に乗ったりして世界中に広がっていきました。 猫が飼われる三角関係の時代には需給バランスが崩れ勝ちであったのか、猫不足の時は神格化したり猫が増えすぎた時は悪魔・化けネコと言う扱いになったりが繰り返されました。 日本に来た「唐猫」は放し飼いではありません。 大切な猫がどこかへ行ってしまうと困るので繋ぎ飼いでした。 大切な間は、あまり増えないのです。 徳川五代将軍綱吉公の有名な「生類憐れみの令」では犬の他に猫に対しても売買と猫のつなぎ飼いが禁止されました。 それまで猫が繋がれて飼われていたようです。 明治になると、「ネコは自分で自分の住む家を選んで訪ねて来る」と言うくらい自由な暮らしをしていたのです。 つい最近まで猫は自由に家から出たり入ったり出来るもんだと思っていましたが、最近の生活事情はこれを許せなくなりつつあります。 |
アニマルヒーリングの一角を担う現代猫の飼い方は、 できれば完全室内飼いをしてやるという心構えで飼うほうが良いでしよう。 昨今の日本は外に出した方が可哀想なことになってしまう確率は高く、その不幸から守ってやれるのは飼い主しかいないんです。 交通事故に遭うかもしれません。 ねこエイズに感染するかもしれません。(猫から人に感染しない) 都市部の野良猫の感染率30%という情報もあります。 我が家へやってきたミケちゃん。 始めは「シャー・・」と言っていましたが、3年目にねこエイズが発症し、 膝の中で亡くなりました。 |
猫屋敷さんの魚釣り |
Egypt ABU simbel のネコ |
最も闘争能力が進化した体形を持つ猫 猫のパーツの種類は基本的には人間と同じ作りですがパーツの機能はずいぶん違います。 猫は顔(頭)さえ通れば全身が通り抜けられるような柔軟な身体を持っています。 猫は木登りが出来て、犬は出来ない。 猫は爪を自由に出し入れが出来て鋭さが保てる、犬は出来ない。 猫の瞳孔は、犬と違い縦に細長く横方向の焦点深度が非常に深くなっていて横に動くものははっきりと見える。 猫は逆さまに持って落としても身体を回して手足で着地できるが、犬はそんなことをさせないのは頭から落ちるから。 猫にストレッチやっても手応えがないが、犬はある。 |