博多ホワイトは「イタリア」X「ロザキ」の組み合わせで育成された純粋の欧州系の、
緑白色系統の施設栽培用の生食ぶどうである。 耐病性はロザキより優れているので欧州系ぶどうとしては作りやすい品種である。 樹勢は強く新梢の伸びは旺盛。登熟は容易。果房は円錐形350~450g、果粒は9gでイタリア並。 果皮は黄緑で剥皮は困難、肉質は崩壊性で締まり良好で、弱いマスカット香がある。 糖度は16~18度、酸は少ない。裂果性が僅かにある。日持ちは中~長。結実性に優れ生産は安定している。 熟期は、8月下旬である。 |